昇給の知らせを聞いた日、僕の心は静かだった。数字が増えても、満たされないものがある。僕が本当に欲しかったのは、自由だった。
自分のペースで、自分の特性を活かして働けること。
誰かの枠に押し込められるのではなく、
自分の輪郭のまま、存在できること。
働くことが苦しいと感じる人は、きっと僕だけじゃない。
ADHDやASD、繊細な感受性――
それぞれの特性が、職場の“普通”に馴染めず、
毎日が、誰にも見えない静かな戦いになる。
それでも、誰もが「ちゃんと働きたい」と願っている。
ただ、自分らしく、安心して、誇りを持って。
僕は願っている。
そんな人たちが、少しでも楽に働ける世の中になりますように。
誰かの“普通”に合わせるのではなく、
それぞれの“らしさ”が尊重される社会に。そして僕自身も、自分の言葉で生きていきたい。
ブログという場所で、誰かの心を軽くする言葉を紡ぎながら。
たった一人でも、届けばいい。
それが、僕の“気づきの旅”の意味になる。
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