悩むパパアルトワークスの足元、狭くない?フットレストからクラッチに踏み替えるたびに、靴がどこかに引っかかるんだけど…



分かります。僕もずっとそうでした。クラッチペダルとアクセルのブラケットを自分で交換したら、それがほぼ消えました。
こんにちは、かしわ餅乃助です。アルトワークス(HA36S・3型・5MT)に乗っています。
HA36Sは楽しい車ですが、足元が窮屈です。クラッチペダルが左に寄っていて、フットレストから踏み替えるときに足を一度横にずらす必要がありました。
そこで2026年7月に、モンスタースポーツのクラッチペダルとネオプロトのアクセルセンサーブラケットをDIYで交換しました。この記事は、そのときの作業写真と、3か月乗った正直な感想の記録です。うまくいったことも、壊してしまった部品のことも全部書きます。
- クラッチが右に寄り、フットレストへ足をスライドするだけで置けるようになった。靴はまったく引っかからない。めちゃ快適。
- アクセルは踏む足が楽になり、ヒール&トゥも前よりやりやすい。
- 作業時間はクラッチが約2時間、アクセルが約30分。山場はクラッチ。
- ただしゴム部品を2つ壊した。やるなら半日空けて、明るいうちに。


交換したパーツと価格
今回交換したのは2点です。フットレストは納車直後にDIYで付けたもので、今回の作業の前からすでに装着していました。どれもAmazonで購入しました。購入時の価格を忘れてしまったので、2026年10月時点のメーカー価格を載せています。
| パーツ | メーカー・品番 | メーカー価格(税込) | 役割 |
|---|---|---|---|
| スポーツドライビングクラッチペダル | モンスタースポーツ 846500-7350M | 16,940円 | クラッチを右に寄せ、高さを下げる |
| アクセルセンサーブラケット | ネオプロト NP91170 | 4,400円 | アクセルペダルの角度と位置を変える |
| ドライバーフットレスト(装着済み) | レイル(ビートラッシュ) S48504DR | 9,020円(希望小売価格) | 左足の置き場をつくる |
モンスタースポーツのクラッチペダルは、ペダルをセンタートンネルから離して踏み替え時の足先の干渉を減らし、ペダルの高さも下げた製品です。クラッチワイヤーの作動ストロークはノーマルと同じ設計なので、操作感は大きく変わらないとされています。
ネオプロトのブラケットは、アクセルペダルの角度を5.5度起こし、ペダルの下端を10mm奥へ移す部品です。モンスタースポーツからも同じ役割の部品が出ていますが、そちらは1型のみの設定です。3型の僕が選べたのはネオプロトでした。
- モンスタースポーツのクラッチペダルは競技専用部品と案内されています。保安基準に抵触する内容はないとされていますが、検査機関によっては構造等変更検査や性能・安全性の証明を求められる場合がある、との注意書きがあります
- 装着すると、一定範囲でメーカー保証の対象外になります
- クラッチ・アクセルは走行の安全に直結する部品です。不安な人はショップに依頼してください。この記事の手順は、僕が実際にやった記録です
使った工具
当時の工具をきちんと記録していなかったので、作業写真に写っているものを中心にまとめました。
- 14mmのメガネレンチ(僕は14-17mmの両口を使用)
- 14mmのスパナ(メガネと合掛けするため)
- プラスドライバー(ハンドル下カバー・センサーカバー用)
- ラチェットハンドル・エクステンション・ソケット(アクセルのブラケット用)
- トルクレンチ(説明書の指定トルクで締めるため)
- 作業ライト・手袋・段ボール(外した部品を並べる台に)
【★写真:工具一式(撮影し直して差し替え)】
クラッチペダル編|約2時間の格闘
休憩しながら、ネットで調べながらで、2時間くらいかかりました。この記事で一番伝えたいのは、STEP2の「ハンドルを右いっぱいに切る」です。


ドライバーでカバー奥のネジを外し、ハンドル下のカバーを取り外します。外すとステアリングコラムとチルトレバーまで見えるようになります。




クラッチペダルの付け根のボルトは、すぐ横を通るステアリングシャフトの継ぎ手に邪魔されて、そのままでは工具が届きません。説明書ではステアリングシャフトを外す手順になっています。
ただ、シャフトを外すと戻すのが大変だという話をみんカラで見かけたので、僕は外さない方法を選びました。ハンドルを右いっぱいに切ると、シャフトの継ぎ手がボルトの前からよけてくれるので、ボルトとナットに手が届くようになります。


これは説明書どおりの方法ではありません。自分の判断で選んだやり方なので、真似する場合はその前提でお願いします。
ボルト側とナット側の両方に、メガネレンチとスパナを掛けて回します。片側だけだと共回りして、まったく緩みませんでした。


ナットが緩んでからが本番でした。ボルトを抜こうとすると周りの部品にぶつかって、なかなか抜けません。角度を変えたり、ペダルを揺すったりして、どうにかこうにか外れました。


このとき、見たことのない半月形のゴム部品がポロッと取れました。割れていました。


新旧のペダルを並べると、新しいペダルのアームが右に曲がっているのが分かります。これでペダルが右に寄ります。


純正ペダルから、スプリングや筒状の部品、ストッパーのゴムを新しいペダルへ移します。ここでストッパーのゴムを無理に引っ張って、ちぎってしまいました。正直、今でも正しい外し方が分かっていません。


最後に、純正のペダルパッド(足を乗せるアルミとゴムの部分)を新しいペダルにかぶせます。これがとても固く、サイズが合っていないのか、少し歪んだままの仕上がりになりました。




外したときと逆の手順で取り付け、ボルトとナットを締めて固定します。締め付けトルクは説明書に指定があるので、必ず確認してください。


施工前と同じ角度で撮った完成写真です。クラッチが右に寄って、フットレストとの間にすき間ができました。





半月のゴムは、正直見なかったことにしました…。でも、真似する人のために、何を壊したかは全部書いておきます。
- ストッパーのゴムは、先にディーラーで1個注文しておくと安心です。ちぎれても慌てずに済みます。僕は割れた根元を乗せた状態で今のところ外れていませんが、ディーラーで部品を取り寄せて付け替える予定です
- 同じペダルを付けたほかのオーナーは、純正からゴムやスペーサー、バネを移植するときにシリコンスプレーがあると外しやすいと書いています
- 半日は空けてください。僕は夕方から始めて、暗くなる前に終わらせたくて焦りました。朝から取りかかれば、もっと落ち着いてできたはずです
- 外す前に、バネの掛かり方やゴムの位置を写真に撮っておくと、組み戻しで迷いません
アクセルペダル編|約30分でボルトオン
クラッチで苦戦したぶん、こちらは拍子抜けするほど簡単でした。30分くらいで終わったと思います。


アクセルセンサーを覆っている黒いカバーを、ドライバーで外します。


ブラケットを車体に残したまま、アクセルペダル本体だけを外して横によけます。


純正ブラケットは3か所のナットで留まっています。外して、ネオプロトのブラケットと並べたのがこの写真です。


新しいブラケットは、純正と同じ3本のスタッドにナットで留めるだけです。締め付けトルクは説明書で確認してください。


外したアクセルペダルを新しいブラケットに戻せば完成です。


センサーのカバーは付けられなくなる
ひとつ注意点があります。ネオプロトのブラケットには、純正カバーを留めるネジ穴がありません。そのため僕は、カバーを付けずに乗っています。
同じブラケットを付けたほかのオーナーには、ネジ穴の部分に強力両面テープを貼ってカバーを固定している人もいます。カバーを付けたい人は参考にしてください。


3か月乗った本音
クラッチ:踏み替えが「スライド」になった
一番変わったのはここです。これまでは、フットレストからクラッチへ足を移すたびに、わざわざ横にずらす感じがありました。交換後は、足をそのまま横にスライドさせるだけでフットレストに置けるようになりました。とてつもなく快適です。
スペースが狭いこと自体は変わりませんが、靴はまったく引っかからなくなりました。半クラッチの感覚にも違和感はありません。
アクセル:疲れにくく、ヒール&トゥがしやすい
アクセルを踏む足が少し楽になり、疲れが減ったと感じています。ヒール&トゥは、明らかに純正のときよりやりやすいです。僕のヒール&トゥはめちゃくちゃ下手くそなので、うまい人ならもっと差を感じると思います。
気になっていること:バック中のクラッチの横揺れ
正直に書いておくと、バックしているときに、クラッチペダルが横に震えるような動きがときどき出ます。
ペダルを替えたせいなのか、部品がうまくはまっていないのか、割れた半月のゴムのせいなのか、原因は分かっていません。ゴム部品はディーラーで取り寄せて付け替える予定なので、変化があればこの記事に追記します。



ゴムを壊さずに作業できていれば、この症状は出なかったのかもしれません。落ち着いて作業する大切さを、身をもって知りました。
次にやりたいこと:アルミのペダルカバー
実は、モンスタースポーツのクラッチペダルには、同社のペダルカバーをボルトで付けるための穴が最初から開いています。新しいペダルの板に4つ穴があるのはそのためです。
今回いっしょに付けようか迷ったのですが、ブレーキ側は純正ペダルにドリルで穴をあける必要があります。ドリルを持っていなかったので、3枚そろえられるまで見送りました。ドリルを手に入れたら、続編として書きます。
よくある質問
- 素人でもDIYできますか?
-
アクセルのブラケットはボルトオンで30分ほどなので、工具があれば難しくありません。クラッチペダルは狭い場所での作業とゴム部品の移植があり、僕は2時間かかって部品も壊しました。初めてなら、半日空けて取り組むのがおすすめです。
- ステアリングシャフトを外さなくても交換できますか?
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僕はハンドルを右いっぱいに切って、シャフトの継ぎ手をボルトの前からよけることで、外さずに交換できました。ただし説明書ではシャフトを外す手順になっているので、説明書どおりではない方法だと理解したうえで判断してください。
- 3型のアルトワークスにも付けられますか?
-
僕の車は3型で、どちらも取り付けできました。モンスタースポーツのクラッチペダルは1〜3型に対応しています。アクセル側は、モンスタースポーツのブラケットが1型のみの設定なので、3型ならネオプロトが選択肢になります。
- 車検は通りますか?
-
モンスタースポーツは、保安基準に抵触する内容はないとしつつ、検査機関によっては構造等変更検査や性能・安全性の証明を求められる場合があると案内しています。心配な人は、車検を受ける店に事前に相談しておくと確実です。
まとめ|窮屈な足元は、ペダル2つでここまで変わる
一番満足しているのは、やはりクラッチです。フットレストへ自然に足を置いて休めるようになったことは、毎日の運転で効いてきます。アクセルのブラケットも、安くて簡単なわりに変化がはっきり分かりました。
一方で、ゴム部品を壊したのは僕の失敗です。時間に追われて作業したのが原因でした。これからやる人は、部品を先に用意して、半日空けて、明るいうちに取りかかってください。
アルトワークスのほかのカスタムは、こちらの記事でまとめています。










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